【備忘録】英語スライドを「PowerPoint Live」で日本語化して、サブモニターに映す作戦

 英語のプレゼン資料が画面に映し出された瞬間、文字の多さに圧倒されて「あ、これ無理なやつだ」と悟ったことはありませんか? 僕はあります。何度も。

 でも、Teamsの「PowerPoint Live」という機能を使えば、メイン画面はカッコいい英語のまま、サブ画面だけこっそり日本語に翻訳して表示するという、通訳さんみたいな離れ業ができます。 今回は、運営スタッフとしてこの「二刀流」環境を作る方法をメモしておきます。

1、目的

 

 英語で発表する人のスライド(メイン画面)は英語のままにしておきつつ、運営スタッフのパソコンで「日本語に翻訳されたスライド」を表示し、それを会場のサブモニターや配信に乗せること。

 これで、英語が苦手な参加者も、眉間にシワを寄せずに内容を理解できるようになります。「英語の勉強にもなるね」なんて言いつつ、実は日本語しか見ていないのは秘密です。

2、必要なもの

発表者用

  • 発表者用のパソコン(英語スライドを操作するメイン機)
  • 会場のメインスクリーン(英語用)

運営用

  • 運営スタッフ用のパソコン(翻訳画面を作るサブ機)
  • サブモニター(日本語用)・・・・なければ、配信URL(QRコード等)を観覧車へ案内
  • Teamsのアプリ(デスクトップ版推奨)
  • 発表用のPowerPointファイル

3、手順

ここでは、発表者がスライドを共有し、運営スタッフがそれを翻訳してサブモニターに出すまでの流れを書きます。

発表者のパソコンで操作いつもの「画面共有」ではなく、共有メニューの中にある「PowerPoint Live」という項目から、発表したいファイルを選んで共有を開始します。 (※デスクトップ共有だとこの魔法は使えないので、必ずPowerPoint Liveで!)

    運営スタッフのパソコンで操作: 会場のサブモニターにつないだPCで、その会議に参加します。 スライドが表示されたら、スライドの下(または上)にある「…(その他の操作)」をクリック。 「スライドの翻訳」というメニューが出てくるので、迷わず「日本語」を選びます。

      完成: するとあら不思議。運営スタッフのPC画面だけ、スライドの文字が日本語に変わります。 あとはこの画面を、HDMIケーブルなどでサブモニターに出力するだけ。 「メインは英語、サブは日本語」という、至れり尽くせりな環境の出来上がりです。

        細かい注意事項

        • 翻訳されるのは「テキスト」だけです この機能、画像の中に埋め込まれている文字までは翻訳してくれません。図解の中に文字が画像として貼り付いている場合、そこだけ英語のまま残ります。「あ、そこは訳せないのね」と優しくスルーしましょう。
        • 発表者の画面は変わりません この翻訳操作は、あくまで「操作した人の画面(運営PC)」だけで起こります。発表者本人の画面や、メインスクリーンは英語のままなので、発表の邪魔をすることはありません。安心してください。
        • アニメーションはちょっと苦手かも 複雑なアニメーションがついているスライドだと、翻訳表示のときに挙動が怪しくなることがあります。シンプルなスライドの時ほど威力を発揮します。
        • 配信について ネット配信も行う場合、この「翻訳された運営PCの画面」を配信ソフトなどでキャプチャすれば、オンライン視聴者にも日本語版を届けることができます。

        5、参考になりそうな資料など

        もしメニューが見つからないときは、「Teams PowerPoint Live スライド翻訳」で検索すると、Microsoftの詳しい手順が出てきます。

        これで、英語のスライド攻めにあっても、涼しい顔で内容を追えるはずです。文明の利器、ありがたや。

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